成功体験を重ねた自立支援を目指す「とらいはあと」

子どもから大人まで障害を持つ方々の心と身体と自立の支援をおこなう「とらいはあと」。
町の中心地の熊原川沿いに位置する社会福祉施設です。

とらいはあとは、正確には特定非営利活動法人とらいはあと。同心町熊ノ林と目時の2か所に施設を持ち、相談支援事業、生活介護サービス、自立訓練サービス、就労継続支援B型サービス、放課後等デイサービスを運営し、支援しています。

とらいはあとのこだわりは大きく2つ。ひとつめは、通所者へ寄り添った手厚い支援。例えば、就労継続支援B型サービスでは通常入浴や昼食は有料である施設が多い中、無料で提供しています。食べ物やお風呂などの心配をせずに働くことに集中できる環境を整備しています。

ふたつめは、自立支援の土台を成功体験としていること。「障がい者のために」という大義で事業者から仕事を切り出してもらったり、成果品を買ってもらうような一般的なモデルを良しとせず、この商品が欲しいと消費者の購買意欲を上げる商品を開発し通所者に作る喜び、売れる喜びなど成功体験を重ねてもらうモデルに注力しています。

商品開発の事例としては、11ぴきのねこの缶バッチやブランド化した梅漬け「梅乃助」などがあります。11ぴきのねこの缶バッジは、同封物にまでこだわり道の駅さんのへでの人気商品になっています。

また、梅乃助は、約260年前に開発されたあんず「八助」という希少な果実を使った社員のおばあちゃんオリジナルの梅漬けを再現しブランド化した商品で地元メディアに取り上げられるほど注目されています。

そんな売れる商品を手掛けていることもあり、通所者の皆さんはただ仕事をしているのではなく、責任感や自覚を持って取り組んでいるそうです。そして、もっと沢山の仲間とこの気持ちを分かち合いたいと思っています。新しい通所者さん大募集とのことです。

とらいはあとおすすめ商品

・梅乃助：3280円（500g）贈答用　公式LINEにて販売中 @umenosuke
・梅漬け：3,000円（1kg）どんぐりの家にて直接購入可能
・11ぴきのねこの缶バッジ（大）500円　道の駅さんのへにて販売中
・11ぴきのねこの缶バッジ（小）350円　道の駅さんのへにて販売中